「鉄の骨」

NHKドラマとなっている池井戸潤氏の談合小説だ。

見る気も、読む気もなかったのだが、弾みで購入していた。

ゼネコンの談合課(業務課)に配属させられた平太を中心に展開するのだが、小説自体の出来は別として、談合システムの描写はそれらしい。

三崎や尾形という業界の中心人物たちの言葉などには、俺もそんなことを言っていたなあとニヤリや苦笑いが連続する。俺がゼネコン談合の実態を知っているわけではないが。

それでも、ある程度深みに潜り込んで仕事をしてきた経験があれば、「これはあるある」と思えるのではないだろうか。

そんな感想を持ちながら一気に読んだ。

しかし、最後の方の終わり方が息切れか、はたまた、調査協力者への配慮なのか、簡単に終わってしまったような気がする。

現実には、この後の方が、ドラマチックな会社と個人とのぶつかり合いになるはずだがなあとつぶやいた。

そう、現実の方が残酷だな。

Filed under: 日記・コラム — みやび仁(管理人) 9:42 PM
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